会社で使っている電卓に、「M+」や「MRC」って書かれているボタン、気になったことはありませんか?
これは「メモリー機能」といって、複数の計算を一時的に保存して使うことができる便利な機能です。
とくに建設業や事務作業などで、何度も同じ数値を使う場面では大活躍!
この記事では、普通の電卓でできるメモリー機能の基本と、実際の使い方をわかりやすく解説します。
目次
電卓の「メモリー機能」とは?
よく使う数値を一時的に保存できる!
モリー機能とは、電卓の中に「ちょっとだけ数字を預けておく機能」です。
これを使うと、一度計算した数値をもう一度呼び出すことができ、再入力の手間が省けます。
基本ボタンの意味をおさらい!
M+(メモリープラス):現在の表示数をメモリーに加える
M−(メモリーマイナス):現在の表示数をメモリーから引く
MRC(メモリーリコール):メモリーの数字を呼び出す(2回押すと消去)
MC(メモリークリア):メモリーの数字を消去
【例題】実務で役立つ!メモリー機能の使い方
【シーン:資材費の合計を出したい】
たとえば、次の3つの資材を合計したいとします:
- コンクリート:5,800円
- セメント:3,200円
- ワイヤーメッシュ:7,500円
この合計を出すとき、1つ1つメモしながら足すのではなく、M+ボタンを使えば簡単に合計できます!
【手順】
5800
→【M+】3200
→【M+】7500
→【M+】- 【MRC】 → 合計 16,500円 と表示される!
【ポイント】
M+を使うことで、途中で画面が切り替わっても合計が失われません。
業務中に「前の数字なんだっけ?」と戻る手間も省けます!
メモリー機能があれば、こんな場面で便利!
同じ費用を複数の見積書に転記するとき
交通費や備品代など、月の経費をまとめるとき
図面寸法の加算・減算など、何度も計算するとき
実務では、さらに便利な電卓も!
メモリー機能はとても便利ですが、計算式そのものを扱う場合は、以下のような電卓もおすすめです。
【初心者でも安心!アスカ C1258】
リンク
- 「( )」を使った計算ができるのにシンプル操作
- 関数電卓ではないので、試験にも対応(建築士試験OK)
- 普段の業務でも使いやすい王道モデル
【まとめ】
電卓は「足し算・引き算」だけの道具ではありません。
メモリー機能を使えば、日常業務がぐっと効率よくなり、ミスも防げます。
そして、さらに計算の幅を広げたいなら、「( ) 計算ができる」アスカ C1258や関数電卓にステップアップするのもおすすめ!
わかりやすく