今回は、縮尺が書かれていない図面を、三角スケールを使って実際の長さを計算で求める方法をやさしく解説します!
図解もあるので、一緒に流れをイメージしながら読んでみてくださいね。
測定の例題
- 縮尺不明の図面があります。
- 図面上に「この通り芯の長さは6m」と書かれています。
- 測りたい線(たとえば部屋の幅)が別にあります。
【例題の図面イメージ】
(シンプルな線が2本あります。上の線が通り芯6m、下の線が部屋幅の線という例題です。)
─────────── 通り芯(実際6m)
↑
三角スケールで測る(3cm)
───────────── 測りたい線
↑
三角スケールで測る(4.2cm)
測定の手順
① 既知の部分で縮尺を求める
まず、実寸がわかっている通り芯(6m)を三角スケールで測ります。
この時、測定する三角スケールの目盛りは1/100を選びます。
そして1/100の目盛りを使った測定結果が 3cm (30mm) だったとします。
次に縮尺を計算します。
縮尺は 実際の長さ ÷ 図面上を測った長さ で求めます。
縮尺 = 実際の長さ ÷ 図面上を測った長さ
実際の長さ6m(600cm=6000mm)、図面上で測った長さが3cmなので
実際の長さ 600cm ÷ 図面上で測った長さ 3cm = 縮尺 200
→ この図面は「縮尺1/200」だとわかりました!
② 知りたい線の長さを測る
次に、知りたい線の長さ、今回は部屋の幅の線を三角スケールで測ると、4.2cmありました。
この図面の縮尺は「1/200」とわかっているので、
同じく掛け算で実寸を求めます。
4.2cm × 200 = 840cm = 8.4m
→ 測りたい部屋の幅は、実際には8.4mだとわかりました!
③ 求めた長さを確認する
計算した縮尺の目盛りが三角スケールにある場合は
実測して長さを確認してみましょう。
今回は三角スケールの1/200の目盛りを使って
壁線の長さを測ります。
1/200の目盛りで実測 = 8.4m
と計算結果と測定結果が一致するば確認OKです。
対応する縮尺の目盛りがない場合は計算結果のみでOKです。
はじめての三角スケールにぴったり!おすすめのオシャレ三角スケール
最後に、建築初心者さんにぴったりな三角スケールをご紹介します!
どれもデザイン性と実用性を兼ね備えた、イチ押しのアイテムです。
ステッドラー アルミ三角スケール ゼロスタート
製図用品といえばステッドラーもはずせません。
スリムタイプであり、目盛りゼロスタートで実用性もバッチリです。
PENCO ドラフティングスケール(HIGHTIDE)
カラフルなアルマイト加工とスリムな15cmサイズが特徴のPENCOの三スケ。
シンプルだけどオシャレ、文具好きも納得のデザイン性です。
●サイズ:15cm
●素材:アルミ製
●おすすめポイント:軽量・スリムでカラーも豊富!カバンに入れておきたくなる一本
測定例題のまとめ
- 図面に表記されている基準線の長さを使って縮尺を求める
- 縮尺をもとに、他の線の実寸を計算する
この流れさえつかめれば、縮尺がわからない図面でも怖くありません!
【図解】まとめ版
─────────── 通り芯(6m)
(図面上3cm)
↓
縮尺を計算して 1/200 と判明!
───────────── 測りたい線
(図面上4.2cm)
↓
4.2 × 200 = 840cm → 実際8.4m
三角スケールで実測する
1/200の目盛りで測る → 実測 8.4m
よくある注意ポイント
- 測るときはスケールをピタッと線に合わせよう
- 目盛を間違えないように確認しよう
- 計算するときは単位換算を忘れずに(m→cm→mmに直すのも大事)
オシャレな三スケは、建築の第一歩をちょっと楽しくしてくれる
三角スケールは、建築を学ぶ・建築に携わる人にとっての【スタートアイテム】
だからこそ、自分だけのお気に入りの一本を選んでほしいと思います。
「ちょっとオシャレ」「持っていて嬉しい」「人に見せたくなる」
そんな道具が、これからの学びや仕事のやる気につながっていくはずです。


わかりやすく